XBee(Series2) 機能を追加しています

久々の更新になってしまいました、

ABS-9000 DeviceServer の XBee デバイス機能ではXBee(Series1)のみをサポートしていましたが、 新たに XBee Series2 ZB(以下 “XBee(ZB)” と略します) 用のサービスモジュールの追加作業をしています。リリースの目処がついてきましたので作業中の画面構成などを紹介していきたいと思います。また、XBee(ZB) を使用するにあたって皆様にも役立つ(豆情報??) も同時に提供していきたいと思います。

既存の DeviceServer ライセンス(XBee 接続機能) をお持ちの方は、アップデートすることでXBee(Series1) と XBee(ZB) を同時に両方使用できるようになる予定です。

XBee(ZB) のデバイス管理画面のデバイス一覧は以下のようになっています。

XBee(ZB)デバイス管理画面のデバイス一覧

XBee(Series1) とは違って、16bitアドレスは Network Address として自動管理されていますので、管理画面では最新の値を表示します。DeviceServer ではリモートXBee(ZB)から送信されたフレームデータ中に含まれる、最新の16bit Network Address情報をキャッシュテーブルに保管して自動管理しています。この機能によってスクリプトやクライントプログラム からリモートXBee(ZB)デバイスにアクセスする時のパフォーマンスを高めています。

XBee(ZB) デバイスの詳細設定はもちろん GUI から行えます。デバイス一覧から XBee(ZB) を選択すると下記のような設定画面が表示されます。

XBee(ZB)デバイスの詳細設定画面(画面はまだ機能追加作業中のものです)

XBee(ZB) から送信される各種イベントフレームデータは DeviceServer のイベントハンドラスクリプト(Lua) を記述して簡単に扱うことができます。下記の画面は、XBee(ZB) デバイスのDIO と ADC、サンプリングレートを設定して、リモート側の XBee(ZB) から定期的に送信される I/O イベントフレーム受信時に実行したイベントハンドラ(Lua スクリプトファイル) のログです。

リモートの XBee(ZB) から送信された I/O フレームデータのログ

イベントハンドラスクリプト中から、フレームデータ中にある DIO や ADC値を簡単に利用できるように予め変数に値が代入されています。”Node Identifier” やデバイスタイプ情報など、XBee(ZB) のフレームデータ中には含まれない情報は DeviceServer で管理しているマスター情報から自動的に補完されますので、アプリの作成が楽になります。

その他にも XBee(ZB)特有の機能を豊富にサポートしていますので、これらも紹介していきたいと思います。また XBee(ZB) のサポート機能について ”こんなことがしたい等xx” ご要望がありましたら、遠慮なく contact@allbluesystem.com までメールをお寄せ下さい、よろしくお願いします。

それではまた、

 

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