TDCPZB 328 CPU ボードのプリント基板と回路を紹介します。
リモートノード作成用のプリント基板です。XBee は ZigBee 対応のシリーズ2に対応しています。Q1(クロック) 付近に耐熱絶縁テープがついていますが、このまま剥がさずに使用してください。
リモートノードは ATmega328P プロセッサでコントロールしています。クロックスピードと動作電圧は、16MHz 5V と 8MHz 3.3V の両方に対応しています。これらは、基板に実装する部品を一部変更して対応しています。またプロセッサに書き込むファームウエアも各々用意されています。
リモートノード側で出力機能(LED やリレー装置などを駆動)を主に考えている場合にはI/O 電圧が高い 5V で実装するほうが便利です。リモートノードで入力機能(各種センサーIC )を主にする場合には 3.3V にしておくとセンサーIC の選択肢が広がります。アプリケーションに合わせて選択してください。
基板の回路図です
回路図は 5V 16MHz で実装する場合に合わせて記述しています。部品中のIC1 (4805)は5Vレギュレータですが、リモート環境では車載用12V バッテリなどを使用する場合が多いので、効率の高い DC-DC タイプの部品を使用することをお勧めします(下記の実装写真では DC-DCタイプの部品を実装しています)
部品を全て実装した状態は以下のようになります。
同じ基板を使用して 8MHz 3.3V で動作させる場合には実装する部品の一部を以下の様に変更します。
変更対象の部品を基板上に配置してみました。